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当院の分娩

[2021.02.02]
ジャパン保険センターさんなどが発行している「partner」という広報誌?に取材していただきました。 当院が開院してから約30年以上が経過しますが、一貫して安全な分娩をモットウにしてきました。安全な分娩というと当たり前かもしれませんが全国的にみれば50人以上の妊婦さんが亡くなっていたり、赤ちゃんに麻痺が残ってしまった事実もあるのが分娩です。 医学的には誘発分娩や帝王切開はそういった危険な状態になる前に分娩を終了させる必要な手法であることは事実ですが、年々誘発分娩や帝王切開のハードルが下がってきている感じは否めません。 近年、分娩が適切な方法で行われているかの評価手段としてロブソン分類という分娩の始まりと患者背景により区分して評価する方法が各施設で行われるようになってきています。その中でやはり自然陣痛で始まるパターンが経腟分娩率が高いのはどの施設でもある程度一貫しています。 分娩とは我慢比べだと思っています。母児ともに問題なく終了することは大前提で、自然陣痛を待てるか?ゆっくりな進行を許容できるか?当院では自然に進行する分娩を安全が許容される範囲で極力待ちます。そして、それを助産師をはじめとした指導力豊かなスタッフが支えます。 2020年に新築となり、施設や部屋も売りではありますが、安全な分娩と1人1人への丁寧な指導(母乳、骨盤ケアなど)が当院の強みです。しかし、1人1人への指導をしっかり行うには分娩予約数に限りがあるのも事実で、当院での分娩をご希望の方は相談だけでも構いませんので早めに連絡をいただけると幸いです。 当院は岐阜市に住所がありますが、各務ヶ原市、関市、美濃加茂市、富加町など様々な市町村から受診していただいています。産婦人科をお探しの場合は選択肢の1つに考えていただけると幸いです。 末尾となりましたが、今回記事にしていただいたジャパン保険相談センターの松井さんにはこの場でお礼申し上げます。
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