料金
料金について
中絶は日本では保険適応外で全額自己負担となります(中期中絶は出産一時金が支給される)。金額は手術代なのか、入院費も含んでいるのか、麻酔代ははいっているのか、予約金が入っているのか、土日祝日料金や帝王切開既往の場合は増額か、術後の診察料は入っているかなど様々な要素があります。患者さんからすれば項目名はなんでもよいので総額がいくらなのかが気になるポイントでしょう。手術料金が1万円安くても予約金で2万円取られれば「安い」の意味がないわけです。できれば入院~術後の診察までAll in Oneの総額で提示している方が、色々と追加追加で初めの説明より高額となってしまうことがないため望ましいと思います。また予約金は来院した患者さんを逃がさない、手術料金を安く見せるなどの意味合いが強く通常必要なものではないため予約金がないとよりよいと思います。
料金設定はクリニックにより色々なので一概には言えませんが、入院から退院後診察まで予約金などの事務手続き料金も全て含め大体総額で12-15万といったところが相場でしょうか。極端に安い場合は経営努力と言えるかもしれませんが、通常必要な材料費を削減したり、必要な処置をおこなっていないことのよるものの可能性も否定できません。HPの金額はあくまで参考程度で過度に信頼してはならないと思います。
当院の中絶料金
入院~術後診察までのAll in One料金
12週まで(MVA法) | 128,000円~ |
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9週0日まで(経口中絶薬) | 128,000円~ |
12週以降(1泊2日) | 148,000円~ (出産育児一時金利用時) |
~料金Q&A~
Q1:吸引法の方法で当院より数万円安いクリニックがありましたが、違いは何ですか?
A1:吸引法と記載があってもMVA法とは限りません。電動吸引法では器材を洗浄して繰り返し使用しますので材料費が抑えられます。しかし、感染や子宮穿孔のリスクの観点からも当院では各患者さん毎に使い捨てるMVA法を推奨しておりその差が少しあります。また、当院は処置後の薬剤(抗生剤等)や術後の診察代金も含んだAll in oneの料金となっています。手術料金と記載して使用薬剤や入院代金は別だったり、予約金、後日の診察代金が高額などHP上は安く表示する方法は色々ありますので注意してください。
Q2:予約金は必要ですか?
A2:予約金はかかりません。方針に迷うこともあると思いますので連絡さえもらえれば予約後のキャンセルも可能です。
Q3:他院で術前採血検査をしたら当院での術前採血検査は不要ですか?
A3:結果を持参していただければ不要で、術前採血の検査料金はいただきません(超音波の検査料金は発生します)。他院に受診され、HPの金額と大きく異なっていたため困って当院に受診される方も少なくありませんのでお困りの際は気兼ねなくご相談ください。