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月経周期異常

月経が来なくなった、月経がまばら

「今までは生理が定期的に来ていたのに急に来なくなった」、「生理が不定期である」。といった症状では高校生からでも受診を推奨します。若いから月経が安定するまで時間がかかるという考えも全て間違いではないですが、実際は女性ホルモンの過剰状態や欠乏状態にあることがあり、放置すると内膜症や不妊などのリスクや骨量の減少につながるケースもあります。また、30~50歳でもホルモン状態を把握して適切に治療せねばならないケースもあります。

Point1できるだけ原因を明らかにし、ライフステージ毎による治療を提案します。

月経が停止、ばらつく疾患は多岐にわたり稀な疾患が隠れている場合もあり、原因検索が難しいケースがあります。従って専門的な観点から原因を検索し適切な治療につなげます。

若年で頻度の多い疾患
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

妊娠を考えている女性の5-8%ほどにあるといわれ、卵巣内の卵胞発育が阻害されたり、排卵しなかったりして生理が停止もしくは不規則になります。ホルモンの過剰状態にあることがあり、妊娠の希望が現在はなければ定期的なホルモン投与、妊娠の希望があれば不妊症の治療を必要とする場合があります。

体重減少性無月経

高校生などで多いがダイエットなどにより急激な体重減少で月経が停止します。ホルモンの欠乏状態にあり、骨密度が減少します。生涯の骨密度は18歳前後で決定され、その後は減少するばかりなので最大骨量を決定する思春期でのホルモン欠乏状態は絶対放置してはならず受診を強く推奨します。

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