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産後ケア

産後ケアのポイント

産んで退院したらおしまいではなく、産んでからのケアが非常に大切で施設間でフォロー体制に大きな差があります。産後ケアのポイントは一人ひとりの要望にどれだけ対応できるかで、患者さんの希望に応じ一人ひとり時間をかけて産後ケアできるのが他のクリニックには無い当院の強みです。
具体的には助産師自宅訪問、産後個別検診、産後ケア専用病室の3つの産後ケアシステムが全てそろっていることが強みで、逆に全てそろっている施設は全国でもほとんどありません。

Point1産後、追加費用なしで自宅に訪問可能

退院時の赤ちゃんの体重増加が悪かったり、黄疸が強かったりすると退院1~2日後や1週間後など頻回に病院への受診を指示されることがあります。また、退院後も授乳を診てもらいたいときも当然あります。そんなとき、自分の準備だけでなく、赤ちゃんの準備もして決められた時間にクリニックに来院するのはとても大変です。

当院では授乳指導・マッサージから赤ちゃんの体重増加不良や黄疸など産後のトラブルに加え、1か月検診以外の産後検診も助産師が自宅に伺えます。特に上のお子さんがいる場合などは非常に助かるとの声を多くいただいています。
産後1か月以内の訪問は追加費用等も発生しないため、自宅に来てほしいという人は助産師と入院中に相談してください。(他院分娩の方は費用が発生、加えて訪問自体ができないこともあります。)


産後自宅訪問申し込み方法:分娩入院中に助産師と日程調整

費用:当院分娩者は追加費用発生なし

Point2個別の産後検診

多くの施設では、産後1か月などの検診は集団で行っています。「毎週〇曜日の何時~」のように同じ時期に分娩した患者さんと赤ちゃんが集められ次から次へと診察、児のチェックを行うのが集団検診です。医療機関としては効率がよいですが、患者さんはなかなかスタッフと話もできず本当にチェックだけで終わってしまいます。
当院では助産師とのマンツーマンの個別検診を行い、日常の困ったことや疑問など細やかに相談できます。別に異常がなくても「分娩の時、大変だった~」など入院中の思い出話などのたわいもない話で楽しくおしゃべりしている人も多く、圧倒的に多くの時間を一人ひとりにとってあげれます。

Point32025年、産後ケア入院病棟新設!

2025年に産後ケアの入院病棟「 Petit Repos (プチルポ)」を新設しました。 Petit Reposとはフランス語で「ひと休み」という意味です。「自宅に帰ったらうまく授乳できなかった」、「寝不足などで精神的につらい」などは当然あります。一人で悩まずに休息を取りにPetit Reposを頼ってください。昼食を食べて、お昼寝をして帰る日帰り入院もいいですし、一晩赤ちゃんをお預かりしゆっくり睡眠をとる宿泊入院も歓迎です。赤ちゃんはスタッフに任せてゆっくり体と心を休めてください。他院分娩患者さんもご利用いただき、満足の声を多くいただいているため気軽にご相談ください。希望があれば、ご主人や上のお子さんも一緒に入院可能です。

産後ケア入院申し込み方法:当院代表番号 058-241-3535(13:00~16:00)もしくは外来や入院中に助産師まで

部屋の特徴:全室トイレ、シャワー、Free Wifi完備です。洗面は広いため自室で沐浴指導も可能な、産後ケアに特化した病室を新設しました。リラックスできる空間でありながら、音声操作で家電が操作可能な便利な病室です。

 

Room パターン1
Room パターン2

~産後ケア入院 種類~

①宿泊

朝10時から翌10時まで当院に宿泊して、授乳指導などが受けれます。夜間は赤ちゃんをお預かりしてゆっくり休んでもらう預かりも可能です(寝返り前の4か月頃まで)。また、夜間泣いたタイミングで自室にお連れして授乳させることも可能です。
※寝返り後の児は夜間お預かりができません。母児同室での入院なら対応できるケースもあるので事前にご相談ください。

②日帰り入院

朝10時から夕方まで日帰りで授乳指導などが受けれます。赤ちゃんをお預かりして、昼寝などの体を休めることが可能です。寝返り後の赤ちゃんは宿泊型の入院が難しいですが、日帰り入院は対応できる場合もありますのでご相談ください。

児の対応可能な月齢 ~4か月頃
(寝返り前)
4か月頃 ~ 12か月
(寝返り後)
宿泊入院(児預かり) ×
宿泊入院(母児同室) △(事前に相談)
日帰り入院(児預かり、母児同室) △(事前に相談)

産後ケア入院でよくある質問

Q1:産後ケア入院ってどこも同じなの?

患者さんに宿泊対応するスタッフの職種が違います。助産師ではなく、保育士や看護師のことがあります。それでは単に赤ちゃんを預けて宿泊するだけになるため、授乳指導や精神的ケアのプロである助産師が対応がしてくれる産後ケア入院が一番大切です。産婦人科が経営母体でも人件費削減のために助産師対応を原則としていないことがあるので「夜間も泣いたタイミングで授乳指導ができるか」などを各施設にご確認ください。

経営母体 産婦人科 ホテル事業者など
対応するスタッフ 助産師 看護師or保育士 助産師 看護師or保育士
夜間ベビー預かり
夜間ベビー授乳指導 × 〇~△ ×
推奨度


当院

Q2:赤ちゃんは何か月まで産後ケア入院可能?

寝返り前までは夜間預かりの宿泊入院が可能です。寝返りができる子の宿泊は母児同室もしくは日帰り入院での対応を検討しますのでご相談ください。

児の対応可能な月齢 ~4か月頃
(寝返り前)
4か月頃 ~ 12か月
(寝返り後)
宿泊入院(児預かり) ×
宿泊入院(母児同室) △(事前に相談)
日帰り入院(児預かり、母児同室) △(事前に相談)
Q3:上の子を連れての入院も可能?

ダブルベット(低床)の病室があるため上のお子さんとの添い寝も可能です。ただし、上のお子さんを夜間にお預かりすることはできないためご自身もしくはご主人に見ていただく必要があります。

Q4:持ち物は何が必要?

シャンプーリンスのアメニティーやタオル類、ミルクや新生児用オムツは全て当院で準備しますので手ぶらでの入院も可能です。ただし、オムツや着替えは新生児サイズしかないため、それ以上のサイズをご使用の場合はご準備ください。詳しくは入院日決定の相談の際に当院より説明いたします。

Q5:産後ケア入院だけではちゃんとできるか心配です。

産後ケア入院は多くの自治体で利用日数上限が7日までのことが多いですが、心配な場合は当院の助産師訪問で授乳指導など自宅で対応することも可能ですので安心してください。(助産師訪問の詳細はこちら

Q6:産後ケアを利用したいと思ったらどうすればいいの?

当院代表番号058-241-3535 (13:00~16:00) にご連絡ください。県外の方もご利用可能な自治体が増えてきたのでまずはご相談ください。

Point4様々な産後教室

当院で分娩予定の方は色々な教室が無料で参加できます。ヨガ、バランスボール、ベビーマッサージと産後も楽しいプログラムがいっぱいです。産後は24時間赤ちゃんから目を離せない生活となり多大なストレスがあります。そのストレスを、スタッフや同じ時期に出産したお母さん達といっぱいしゃべって発散してください。
また、パパベビマなども不定期で開催しておりご家族皆さんで参加できます。

また、2025年から教室以外にも同時期のお母さんたちが集まってハイハイレースなどのサークルイベントを開催予定ですのでお楽しみに。

産後の教室の詳細はこちら

産後のお困りごとはご相談ください

産後は色々なトラブルや心配が出てきます。一人ひとり困っていることや不安は全然違うため、どうしても産後ケアは時間と人手が必要になります。一人ひとりの患者さんの要望に応じた産後ケアを実施すべく多くの助産師が患者さんと色々なかかわり方をしています。

当院では助産師自宅訪問、産後個別検診、産後ケア専用病室などの産後ケアシステムが全て揃っていますので産後もあなたの希望を助産師にどんどん伝えてください。

実際、「産後ケアはしっかりやります」とどの施設のHPにもありますが、その実態はかなりの差があります。是非自分の求めている産後ケアが受けれるか下記の表を参考に確かめてみてください。産後ケアの質ではどこにも負けない自信があります。

  当院 他院でよくあるパターン
産後の授乳指導・検診 自宅訪問か来院か選択可 来院のみ
産後検診 個別 集団
産後ケア入院 2025年、産後ケア専用個室新設で分娩フロアと別(トイレ、シャワー完備) 出産時の入院と同じ部屋で分娩フロアとも同じ
産後ケア入院担当 病棟助産師 看護師、保育士、外来助産師
教室 ベビマ、ヨガ、バランスボールなど無料
パパベビマなどもあり
有料もしくは1-2個のプログラム
サークル 2025年より開始予定 なし

 

早期退院プラン

初めての出産のときは違い、二人目以降の出産では上のお子さんがいるのでゆっくりとは入院できません。上のお子さんと一緒に入院してもらうことも可能ですが、幼稚園や小学校に通学しているとその準備など一緒に入院するだけでは上のお子さんの通学等に対応できません。海外では出産当日、もしくは翌日に退院して産後の授乳指導や児の体重チェックなどは自宅で行います。当院では希望があれば体調次第で産後翌日や翌々日に退院して、産後のケアは自宅に助産師が伺うシステムを作りました。入院期間が短くなる分、分娩費用が安くなるメリットがありますし、自宅でもしっかりと当院の助産師がフォローし、困ったときの対応も24時間電話対応可能なので安心です。

出産した翌日以降退院可(体調的に可能であれば)

自宅に助産師が訪問して授乳指導、児のチェック

1か月検診のみ当院で

そもそもなぜ海外のように早く退院するシステムがないの?

理由① 自宅でのケアをする人手がない

各自宅にスタッフを派遣するには人手が足りなく、かつ人件費も多くかかります。病院に集めて効率的に少ないスタッフで多くの患者さんをケアすることで人件費を削減しようとするクリニックの都合です。

理由② 産後に行う検査がある

産後4~7日目に赤ちゃんのガスリー検査という採血があり、お母さんも産後3日目前後に貧血のチェック等を行うことが多いため、早期に退院してもスタッフが自宅へ行くシステムがない日本では結局退院して翌日などにクリニックに再度いく手間があるため結局産後3-4日まで入院する必要があります。

理由③ 入院日数を伸ばして一人当たりの単価を上げる

現在は少子化により出生数が減少しているため、入院日数を伸ばして、アロマや豪華な祝い膳、無痛分娩の追加費用など割高なオプションをつけて一人当たりの分娩単価を上げるクリニックが主流です。しかし、必要以上のオプションは全ての人が望んでいないのと割高なので入院日数を減らして単価を下げることをなかなかしてくれるクリニックが少ないのが実際です。

結局、入院日数が長いのはクリニックの収益都合の要因が非常に大きいのです。当然、それを望む人はいいのですが、望まない人は安全に分娩して早めに退院して自宅で産後ケアをうけるという選択肢も当院は提案できます。

当院の産後ケアの詳細はこちら

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