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少し真面目な話(人工妊娠中絶2)

[2020.11.16]

MVA法イメージ

最近、薬局で緊急避妊薬が処方する動きに伴い人工妊娠中絶の記事もよくみるようになりました。実際WHOから推奨されている真空吸引法(MVA法)や傍頸管ブロック(局所麻酔)の重要性は少しずつ周知されつつあります。少なくとも昔ながらの子宮内をガリガリに掻く方法が減っていくことを切に願います。

少し余談ですが海外で使用されている経口堕胎薬も時々目にしますが、内服してスッと排出されるような印象が広がらないか心配しています。けっこう排出まで時間がかかったりで大変で、日本で認可されてもMVA法などの手術が根絶されるほど素晴らしい方法では少なくともないと思います。

中絶処置は産婦人科の中ではメジャーな分野ではないですが、意図せぬ妊娠で困った人がその後困るようなことがないよう産婦人科として日々精進しなくてはならないと感じます。

岐阜市、関市、各務原市以外でも様々な市町村の患者様に来院していただいております。名古屋など愛知からの方も時々おられます。困ったことがあれば、方法や方針の相談だけでも構いませんので是非来院下さい。

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