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不妊治療

子供がほしいと希望して普通の性生活を営んでいる生殖年齢の夫婦が、およそ1年以上経っても妊娠しない場合をいいます。しかし、原因(例えば無精子症、無排卵症、両側卵管閉塞)次第では、この期間はあてはまりません。

近年ではSNSなどで、多くの方の妊娠や出産の報告が情報として入ってきます。するとなかなか妊娠しないご夫婦はなぜ自分たちだけ…と悩む方もいますが、実は全夫婦における不妊症の割合は10-15%といわれています。不妊症は決して頻度の低い疾患ではありません。

 

 

どこまでどのように治療したいかどうかはご夫婦それぞれです。治療方針についてはご夫婦の希望をお聞きしながら決定します。不妊治療は受診回数も多くなり、精神的なストレスが大きい治療ですので、状況によっては治療を途中で休憩したりすることも可能です。また、検査のみの希望も対応いたします。

一般不妊治療で妊娠成立の見込みがある方に関しては全力で妊娠のお手伝いをさせていただきますので、迷われている方はまずは一度ご相談ください。

※不妊症ではやはり年齢は重要です。高齢での挙児希望やそれ以外にも卵管の閉塞や無精子症など一般不妊治療をしても妊娠の見込みが低く、時間を浪費してしまうだけの恐れのある方には一般不妊治療を行わずに専門施設への紹介をお勧めすることがあります。

大まかな不妊治療の流れ・イメージ

①検査

1.基礎値(採血検査)

女性ホルモンや、卵の発育を阻害する他のホルモン異常はないかを検査します。

2.クラミジア検査

クラミジア感染があるとお腹の中が癒着し卵管が閉鎖することがあります。
無症状のことが多いため検査をお勧めします。

3.卵管疎通性検査

受精は卵管と呼ばれる場所で起こり、その後、受精卵が子宮内に移動して着床するため卵管の閉塞がないかを確認することは非常に重要です。

4.精液検査

不妊の原因が男性側にある場合も多いため大切な検査になります。

タイミング療法から開始し6周期(6回)前後を目途に治療します。
人工授精、体外受精でないと妊娠が期待できない場合は専門施設に紹介します。

②タイミング療法

卵のサイズをエコーでチェックし排卵日を予測して、タイミングをあわせます。
卵の発育が悪い場合や排卵に問題がある場合は薬剤で刺激をする場合があります。

 

────ココからは専門病院に紹介────

③人工授精

卵のサイズをエコーでチェックし排卵日を予測して、精液を調整して元気な精子だけを子宮内に入れます。

④体外受精

体外で受精させて、卵を子宮に戻します。

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