お産料金表
窓口支払い金額の目安
A.普通分娩(5日入院):3万円前後
B.帝王切開(7日入院):15万円~25万円前後(麻酔方法や緊急かなどにより異なる)
※骨盤位経腟分娩、帝王切開既往の経腟分娩(TOLAC)は①に8万前後追加(処置や保険自己負担分)
窓口支払い金額の考え方
窓口支払い金額=1.入院基本料金 + 2.入院延長料金 + 3.保険自己負担分+ 4.自費負担分 ー 5.出産育児一時金
- 入院基本料金:5日入院を基本としており、分娩料、入院管理料(部屋代や食事代など)、新生児管理料、新生児検査料などを含んでいます。
- 入院延長料金:通常の入院より長く病院でゆっくりしたいときなど、入院を延長する場合にかかる料金です。
- 保険自己負担分:産前産後に薬剤を追加したり、吸引分娩など医学的な処置を行った場合、保険請求の自己負担分が発生することがあります。
- 自費負担分:付き添いの方の食事やスキンケア商品を購入された場合の費用です。
- 出産育児一時金:2023年4月より500,000円となりました。
分娩までにとても日数がかかったり、授乳がうまくいかなかっかり、色々とトラブルで保険入院が増えて想定以上に窓口支払い額がかかったらどうしよう・・そんな時のために当院では下記の制度を準備しています!
安心ブロック制度(Aの普通分娩に使用可)
当院独自の制度。
分娩日数が多くかかり産後の入院も長期化すると、まれに高額な窓口支払い額となります。
そこで、4.自費負担分を除く窓口支払い額が10万円を超える場合は、一律10万円までの支払いとする仕組みです。予想外に入院期間が長くなってしまった場合、請求金額に怯えながら入院することがないように設けた当院独自の制度です。
ただし、帝王切開および骨盤位経腟分娩、帝王切開既往の経腟分娩(TOLAC)には適応外となります。
高額療養費制度(Bの帝王切開に使用可)
公的な制度。
同一月に高額な医療費の自己負担が必要になった際、限度額(収入など人により異なる)を超えた分は払い戻しが受けれる制度。
帝王切開での分娩が決まっている人は事前に職場に申し込んでください。
Q1:普通分娩の入院基本料金はいくらですか?
→基本は5日入院で窓口負担分が2万6千円です。
Q2:入院の延長は可能ですか?また、延長した場合どのくらいの費用がかかりますか?
→可能です。入院費用は1泊の延長につきお母さん、赤ちゃん合わせて約2万円ほどとなります。逆に早期退院されて4日入院の場合は約2万円減額し6千円の基本料金になります。
Q3:入院日数というのはいつからいつまでのことですか?
→入院したときから退院までの日数です。例えば、入院から出産まで1日で産後4日で退院した場合、5日入院というカウントになります。また、入院から出産まで2日かかり、産後3日で退院した場合も5日入院というカウントになります。クリニックによっては入院期間に産むまでの入院期間が入っておらず、その分追加料金となることがあるため注意してください。
Q4:入院延長以外に追加となる費用には何がありますか?
→大きくわけて2種類あります。1つ目は保険医療行為による保険自己負担分です。鎮痛剤や子宮の収縮剤などある程度誰にでも使う薬剤は分娩費用に含まれていますが、吸引分娩などの処置をしたりすると保険入院となり、処置や薬剤などの費用が追加となる場合があります。2つ目は自費負担分で、主に付き添いの方の食事費用やスキンケア用品の購入費用などが該当します。
Q5:予約金や予約時の必要物品の購入などはありますか?
→ありません。予約金もしくは本来は分娩費用に含まれる物を窓口支払い額を少なく見せるために小分けに徴収するような制度は一切ありません。
Q6:深夜、休日割増料金はありますか?
→ありません。実際出産の半分は夜に生まれます。1月1日の0時であろうが割増料金をとることは一切ありません。
Q7:個室料金はありますか?
→ありません。当院は個室でシャワー、トイレ付が基本となっています。
Q8:アロママッサージや教室の参加費用は追加料金ですか?
→入院中のアロママッサージは1回無料です。頑張って分娩したんですからアロママッサージくらいは贅沢でもなんでもありません。教室も産前産後ヨガやベビーマッサージ、バランスボールなど妊娠・育児を楽しむための無料プログラムがいっぱいあります。
Q9:無料プレゼントはありますか?
→当院は入院中の写真や動画をスタッフが撮影し編集してショートムービーまで作成するフルメモリーサービスを提供しており、動画や写真を全てデータでプレゼントしています。プレゼントは人によって欲しい、欲しくないがかなり分かれるのと、外部委託となるため割高になり分娩費用の増加につながるため当院では過剰なプレゼントは控えています。
Q10:付き添いの人の追加料金は何がかかりますか?
→当院は付き添い入院歓迎なので、ソファーベットの使用やリネン類は無料です。ただし、付き添い食だけは追加料金が発生します。
Q11:当院よりも安い金額表示のクリニックがあったのですが、違いは何ですか?
当院の価格は快適で満足してもらえるよう必要十分なサービスを提供しつつ、患者さんの負担が極力少なくもなるように設定しています。ホームページの表示はあくまで目安のことが多く、実際の窓口支払い額は前述したように入院日数や追加処置の有無などで簡単に変わってしまいます。分娩費用が安くても事前に予約金が数万円単位で必要だったり、個室料金、深夜料金、休日料金など追加費用が色々かかったりと安く見せるテクニックは実際いくらでもあります。何の料金が追加で何が含まれているのか、入院の日数に出産までの日数は含まれているのかなどを気になるクリニックに確認していただけるとよいと思います。