人工妊娠中絶(12週0日以降)
12週を超えた中絶はMVA法などの日帰りでの手術はできません。頸管拡張という処置をした翌日に内容物を排出させるための腟錠を挿入して中絶します。
当院では中期中絶の症例経験も豊富で、他院では2,3泊するような症例でもほぼすべての患者様は1泊2日で帰宅されています。
※ 妊娠22週0日以降はいかなる理由でも中絶はできません。
実際の流れ
①診察および術前検査※と入院日の決定
※妊婦健診で初期検査を終えている方は術前検査は省略可
②入院1日目
朝 | 水分を吸収すると拡張する棒を子宮の入り口に何本も挿入して子宮の入り口を広げます。 |
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夕 | 朝挿入した拡張剤を抜去し、再度拡張剤を挿入します。 |
③入院2日目
朝 | 腟錠を挿入して内容物を排出させます。 |
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昼 | 日中にほとんどの方が排出されます。 胎盤が遺残した際は眠くなる点滴をして排出させます。 ご本人以外が死産届の提出や埋葬許可などの手続きを役所で行ってもらいます。 |
夕~夜 | 退院 |